2005年1月10日

皆様良いお正月を過ごされたでしょうか。私は相変わらずクリスマスも正月も、会社プラス原稿によってほぼ働きづめで、あまりゆっくりはできませんでした。

 
さてまもなくブッシュ大統領の第二期目が始まりますが、私は本日発売されました中央公論2月号に、「多様性のヨーロッパ・宗教性のアメリカ」という題の小論を発表いたしました。
 
原稿の目的は、宗教と政治の関連を通じて、ヨーロッパと米国の間で広がりつつある「文化の亀裂」を浮き彫りにすることです。これは、米国での生活後、15年間ドイツで暮らす中で、常々思っていたことですが、保守的なキリスト教徒の強い支持を受けたブッシュ氏の再選が、筆を執るきっかけを与えてくれました。
 
ご笑読頂ければ、光栄の至りです。お元気でお過ごし下さい。